わたしたちがヨガを通じて実現したいこと。それは、「ココロとカラダを整える」ということです。カラダだけを鍛えたとしても、ココロが健やかでなければ、「美」や「健康」は損なわれてしまいます。逆も、また同様です。この両面を無理なく整えるのがヨガの特長であり、スポーツジムなどで実施する肉体改造・鍛錬とは一線を画する点です。
●ココロを整えるとは、ヨガを通じて得られるリラクゼーション効果に加え、安定した心の状態を保つことを意味しています。ヨガにおける「ゆっくりとした深い呼吸」は副交感神経を優位にし、自律神経のバランスを整えます。副交感神経が優位になると、血管が開き、血流がよくなり、筋肉が弛緩してリラックスした状態になります。また、「余裕・安心」という感情が高まりますので、心身両面でリラクゼーション効果が得られるのです。また、瞑想によって「心の浄化」と「理想的な脳波の維持」が得られることも特長です。伝統的なヨガの瞑想は、「自分と向き合い、自分の心を知り、考え方を変える」ことによって、ストレスの原因となるトラウマや執着から解放し、心を安定させます。さらに、瞑想は「適度なリラックス状態を維持する」と言われている理想の脳波「低めのアルファ波」を保つためにも適しているのです。
●カラダを整えるとは、2つの効果を指します。ひとつ目は、美容効果。身体の各部位のシェイプアップや歪みを整え、外見的な美しさをつくりだすこと。ふたつ目は、身体の内側を整えることによって得られる健康維持・促進効果です。アーサナ(ヨガポーズ)は、ポーズをキープする静的運動によって、無理なく深層筋(インナーマッスル)を鍛えます。これにより、体の各部位を引き締めると共に基礎代謝を高めます。基礎代謝が上がると、じっとしているときでも消費するエネルギー量が増えますので「痩せやすい体質」になります。同時に「血流や血行を良くし、体に滞った老廃物を流し、新陳代謝を促すので美肌効果」や「体を若々しく保つ成長ホルモンを体内から上手に分泌させるのでアンチエイジング効果」も得られるのです。そして、ヨガレッスン中に常時心がける「ゆっくりとした深い呼吸」は、自律神経系・内分泌系を整え、免疫力を高めます。自律神経の力は、何もしなければ10年で15%ずつ低下していくと言われています。このため、加齢と共に免疫力が低下し、健康状態は損なわれていくのです。ヨガを通じて、免疫力を高めることは、健康状態の維持・促進に直結しています。
当レッスンは、ヨガ数千年の教えと理論的な背景に基づき、ココロとカラダの両面に適切なアプローチができるように独自のカリキュラムを実施しています。『ヨガを通じて「ココロとカラダを整える」、そして幸福な日々を送れるように支援する』。私たちの願いであり、実現したいサービスです。