ゆり&えみのInformation

2016.05.13

どう違う?ホットヨガと常温ヨガ~ダイエット(腸内フローラ)~

今週のテーマは、最近メディアでも良く取り上げられている「腸内フローラ」についてです。ダイエットの成果は腸内細菌、つまり腸内にいる善玉菌と悪玉菌がどんなバランスになっているかが重要なポイントとなります。

 

腸の中には、無数の腸内細菌と言われる微生物が100兆匹以上も存在しています。

その種類は多種多様で腸内の中で広がっている様子が花畑(フローラ)に似ていることから、「腸内フローラ」と呼ばれています。

腸内細菌は、善玉菌・悪玉菌・日和見菌と大きく3つに分けられます。これらの菌は201070のバランスが理想とされていますが、運動不足やストレス(過労、睡眠不足、急激な温度や気候の変化)、刺激物・添加物の取り過ぎや暴飲暴食という食生活の乱れにより、腸内環境が乱れる原因となっています。

 

腸内環境が乱れると身体にどのような症状が現れてしまうのでしょうか。

主に便秘や下痢・肥満やメタボ・肌荒れ・免疫力低下・大腸がんの原因などがあげられます。また腹筋が弱いと腸をリズム良く動かす事ができず、便が腸内に溜まり、便秘の期間が長くなる程に腸内がアルカリ性になり腐敗したり、発ガン性物質などの有害物質が生産され、悪玉菌が増えて腸内環境がどんどん悪くなっていってしまいます。

 

ヨガで腸内フローラは整うのか?もちろん、YESです!

ホットヨガでも常温ヨガでも、ヨガのポーズをとることで腸を刺激し、老廃物を排出していくデトックス効果が高まります。

ホットヨガでは高温多湿の環境でヨガをすることによって、レッスン中に大量の水分をとり、腸内洗浄をしていきます。ただ急激な外界との温度差で体がストレスを感じると、自律神経が乱れ、効果が減ってしまいます。

常温ヨガでは呼吸が安定することにより、腸内環境が乱れる原因となる自律神経系を整えることを大事に、しっかりと腹筋を意識して呼吸法やポーズを使うことで腸のぜん動運動が活発になり、腸内環境が整っていきます。

 

ハピネス・ヨガの46月のプログラムは、便秘解消や腹筋に効果の高いカパーラバーティ呼吸法や、内臓の消化・解毒機能を高めたり、腸のぜん動運動を高めるツイストポーズを多く取り入れ、より小腸や大腸に意識を向けたプログラムで腸内環境を整えていきます。

 

【今回のまとめ】

ホットヨガでも常温ヨガでも、腸内フローラを整えることができる!

常温ヨガの方が、呼吸が安定しやすく自律神経系が整うことにより腸内環境も改善される。またポーズをキープし腹筋がつくことで、排出する力がついていく。

腸内フローラを整えるのに効果的な「ガス抜き」のポーズ!
腸内フローラを整えるのに効果的な「ガス抜き」のポーズ!
息を吸いながらお腹をふくらませ、吐く息で両膝を胸に引き寄せながら、頭を軽く持ち上げる
息を吸いながらお腹をふくらませ、吐く息で両膝を胸に引き寄せながら、頭を軽く持ち上げる
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